iPhone SE2を格安SIMで使う 16 SIMとは何?

SIMについて分かる範囲で書いておきます。
専門家でないので、SIMについては詳しくは書けません。
と言って、簡易に説明するのは余計に難しいのですよね。

「格安SIM」とか「SIMフリー」と言う言葉を耳にすることが多くなって来ました。
この「SIM」とは何でしょう?
SIMとは「Subscriber Identity Module」の略語で、SIMカードに記憶されて、スマホなどに装着されているものです。
この中には、加入者を特定するID番号や電話番号が記入されていて、何処の誰かを特定して、電話やインターネットが出来るようになっています。
つまり、このSIMカードが、スマホに装着されていないと、携帯電話としての機能が使えません。
日本の中には「4G/LTE」と言う電波が飛んでいます、その中から自分宛の電波を識別して、自分のスマホで受け取ることをしている訳です。
(現在では5Gと言う最新の電波もとんでいますが、まだこれを受信出来る、iPhoneは無いようです)。
この4G/LTEと言う電波をとばしている会社は、NTT(ドコモ)、kDDI(AU)、ソフトバンク、今度楽天も加入の4社だけです
これらの会社は、膨大な費用をかけて、全国に中継基地を作っています。
現在では120万基地くらい有るそうです。
それでも、まだ山の中などは電波が届かないところがあるようです。

キャリアでiPhoneを購入して契約をすると、そのキャリアのSIMカードが装着されます。
そして「SIMロック」がかかります。
これはiPhone本体に、そのキャリアの規制がかけられると言うことです。
つまり、他社のSIMカードは使えないと言うことになります。
これは、ドコモでiPhoneを購入した場合は、そのSIMカードはAUのiPhoneには使えないと言うことです。

ただし、最近では、購入してから90日たつと、SIMフリーにすることが出来るようになりました。
これについては次回で詳しく書きます。
しかし、どうやって、SIMは自分宛の電波を識別するのでしょうかね?

iPhoneにSIMカードが装着されていないと、iPhoneは使えないのでしょうか?
電話はかけられませんがその他の機能は、Wi-Fiに接続していれば使えます。
もっと言えば、電話みたいに相手とお話しをするのには、SkypeやZoom、Lineなどのアプリを入れれば、お話しは出来ます。
ただし、Wi-Fiが無い所、つまり屋外では使えなくなりますね。
iPadやiPodとほとんど同じになります。

SIMカードの種類。
SIMカードの大きさは、大別すると3つのサイズに分かれていて、大きいものから「標準SIM」「Micro SIM(マイクロSIM)」「nano SIM(ナノSIM)」です。
一般的にスマホでは「Micro SIM」または「nano SIM」が採用されており、最近では「nano SIM」が多く使われています。
ちなみに大きさを書いておきます。
・標準SIM:サイズは縦25mm×横15mm。
ガラ系の携帯電話にはこのサイズが使用されています。
・Micro SIM:サイズは縦15mm×横12mm。
・nano SIM:サイズは縦12.3mm×横8.8mm。
現在のiPhoneにはこのサイズが使われて居ます。

「iPhone SE2 W」は、「nano SIM」が使われています。
形式の違うSIMカードは、iPhoneには入れる事は出来ません。

いろいろと書きましたが、簡単に言ってしまえば、iPhoneを携帯電話として使いたい場合は、SIMカードを装着しなくては駄目と言うことです。

kawazu/edited by tkoj

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