Voice Overを使って初めてのiPhone 08 パスコードとTouch IDの設定

iPhoneを個人で使うのであれば、他人に無断で使用されないためにもセキュリティを設定しておく必要があります。
「iPhone SE2」はセキュリティとして、パスコードと指紋認証(Touch ID)の二つの設定が出来ます。
但し、顔認証は付いていません。

パスコードの設定方法。

  1. 「ホーム」の画面にある「設定」アイコンを選択して、[1本指のダブルタップ]で開きます。
  2. [1本指の右スワイプ]で「Touch IDとパスコード」を選択して、[1本指のダブルタップ]で開きます。
  3. [1本指の右スワイプ]で「パスコードをオンにする」ボタンを選択して、[1本指のダブルタップ]で開きます。
  4. パスコードの入力画面で、「パスコード, 6個の値が入力されました ちゅう0」とガイドが出ます。
    このままですと、6桁の数字を入力することになり、文字入力に慣れない内はかなり面倒です。
    そこで、パスコードの入力文字数を4桁にします。
  5. [1本指の右スワイプ]で、「パスコードオプション」ボタンを選択して[1本指のダブルタップ]をします。
  6. [1本指の右スワイプ]で、「4桁の数字コード」ボタンを選択して、[1本指のダブルタップ]をします。
  7. パスコードの入力画面になります。
    「パスコード,4個の値が入力されました ちゅう0」とテキストフィールドがでます。
    自分で任意の4桁の数字を考えて入力します。
    画面の下半分に、電話のプッシュホンと同じ配列で、数字が表示されています。
    iPhoneの文字入力は、なかなか慣れないと大変なのですが、ここでは数字だけなので、入力の仕方を解説しておきます。
    まず要領は電話のプッシュホンと同じ方法で行ないます。
    (1).中指で、「5」の数字を探します。
    中指をTouchパネルにTouchして、ドラッグして探します。
    ドラッグした、中指の数字を読み上げて行きます。
    数字の配列は、電話機のプッシュボタンと同じです。
    ですから、「5」はTouchパネルのほぼ中央にあります。
    (2).中指を離して、人差し指をTouchしますと、「4」とガイドします。
    (3).人差し指を離して、薬指をTouchしますと、「6」とガイドされるはずです。
    この調子で、中指を一つ上に上げて、「2」の所に持ってゆきますと、人差し指が「1」、薬指が「3」になります。
    中指を一つ下に下げて、「8」の所に持ってきますと、人差し指が、「7」で薬指が「9」になります。
    (4)数字を入力するのには、読み上げた数字を押さえたままで、他の指で、Touchパネルを[1本指のシングルタップ]をします。
    その数字がテキストフィールドに入力されます。
    読み上げた数字の指を離しただけでは、数字はテキストフィールドに入力されません。
    この入力方法を「スプリットタップ」と言います。
    これは、電話帳に登録していない電話番号を入力する時にも使えます。
    (スプリットタップの他にも入力方法はありますが、初心者には、この方法が確実です)。
    1本の指で、数字を探して、スプリットタップをするよりも数段速く数字を入力出来ますので、この3本指の方法を練習してください。
  8. 入力したパスコードが、簡単ですと、「このパスコードは簡単に推測出来てしまいます」と警告が出ます。
  9. [1本指の右スワイプ]で「そのまま使用」を選択して[1本指のダブルタップ]をします。
  10. 「パスコード,4個の値が入力されました ちゅう0」とテキストフィールドが出ます。
    もう一度、今入力したパスコードを入力します。
    数秒かかりますが、パスコードが設定されます。
    (もしかしたら、Apple IDのパスワードの入力を求められるかも知れません)。
  11. もし変更をしたいのであれば、[1本指の右スワイプ]をして行き、「パスコードを変更」ボタンを選択して、[1本指のダブルタップ]をしますと、前のパスコードを入力するテキストフィールドに戻ります。
    初めからやり直します。

注意:入力したパスコードは絶対に忘れないでください。
何回も変更をしますと、最後に入力したパスコードが分からなくなります。
パスコードを忘れますと、iPhoneが起動出来なくなります。
10回間違えますと、iPhoneは初期化されてしまいます。

Touch ID(指紋認証)の設定をします。
iPhoneのロックを解除したときに、毎回パスコードを入力するのは、結構面倒です。
そこで、Touch ID(指紋認証)を設定しておきます。
これは、「ホーム」ボタンに自分の指の指紋を登録して置いて、「ホーム」ボタンを押した時に、その指紋を認証して、パスコードの入力なしで、iPhoneのロックを解除する方法です。

  1. 「設定」を[1本指のダブルタップ]で開きます。
  2. [1本指の右スワイプ]で「Touch IDとパスコード」を選択して、[1本指のダブルタップ]で開きます。
  3. 現在設定してあるパスコードの画面が開きます
    「パスコード,4個の値が入力されました ちゅう0」とテキストフィールドが出ますので、パスコードを入力します。
  4. Touch IDを登録する画面が開きます。
    [1本指の右スワイプ]で、「指紋を追加」ボタンを選択して、[1本指のダブルタップ]で開きます。
  5. 「始めるには、いずれかの指を、「ホーム」ボタンの上に置いてください」とガイドがあります。
    普通は、右手の親指で、「ホーム」ボタンを押して、ロックを解除していると思います。
    そこで一番目の指紋登録の指は、右手の親指にします。
    指紋登録できる指の数は5本までです。
  6. 「指でTouch」とガイドがあります。
    右手の親指の指紋を、「ホーム」ボタンの上に置きます。
  7. 「指を離す」とガイドがあります。
  8. 指を離すと、すぐに「指でTouch」とガイドがありますので、同じ親指の指紋を、「ホーム」ボタンの上に置きます。
  9. この操作を数回(5回ぐらい)繰り返します。
  10. 「キャンセル」ボタンとガイドがあります。
    [1本指の右スワイプ]をしますと、「指紋の境界部のキャプチャーを続けてください」とガイドが出ています。
  11. [1本指の右スワイプ]で「続ける」ボタンを選択して、[1本指のダブルタップ]をします。
  12. 同じ親指の指紋の、右端や上端、左端などを、それぞれ2回ずつTouchと離すを繰り返します。
  13. 「完了」とガイドがありましたら、[1本指の右スワイプ]で「続ける」ボタンを選択して、[1本指のダブルタップ]をします。
    初めのパスコードの設定画面に戻ります。
  14. [1本指の右スワイプ]で次の項目を「オン」にしてください。
    ・「iPhoneのロックを解除, オン」。。
    ・「iTunes Storeと App Store, オン」。
    ・「Apple Pay, オン」。
  15. これで終わりです。

初めの「設定」画面に戻るのは、[1本指の左スワイプ]をして行きますと、「設定 戻る」ボタンがありますので、[1本指のダブルタップ]をします。
「スリープ」ボタンを押しますと、「ヒュー」と音がして、iPhoneがロックされます。
親指で、「ホーム」ボタンを押しますと、パスコードの入力をしないで、iPhoneのロックが解除されます。
但し、次のような時は、機能しないで、パスコードの入力を求められます。
・48時間以上iPhoneのロックを解除しなかった場合。
・登録した指を、傷つけた場合。
・濡れていたり、汚れがひどい時。
・特に女性は、ハンドクリームを塗った時。

この「iPhone SE2」の指紋認証は「iPhone7」の時より、数段認証率が良くなっています。

kawazu/edited by tkoj

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