Voice Overを使って初めてのiPhone 06 Siriを使う その1

「Siri」とは。
「Siri」は、「iPhone4S」以降に内蔵された音声認識・バーチャルアシスタントアプリです。
iPhoneに向かってしゃべるだけで音声を認識して、いろいろな情報を調べたり、処理を実行してくれる機能です。
AIで、「Siri」はどんどんと賢くなります。
数年前は、「ガヤガヤ」と賑やかな所では、他人の声も拾ってしまって、うまく質問を認識してくれない事がありましたが、最近は所有者の声を認識するようになって、かなり賑やかな場所でも使えるようになりました。

この「Siri」の機能は、視覚障害者がiPhoneを使う上では、最上位のツールです。
特に、ガラ系からiPhoneに機種変をした時に、この「Siri」の機能を使って、電話だけはすぐにかけられるようになります。

「Siri」の設定。
「Siri」を使えるようにします。

  1. 「設定」を選択して、[1本指のダブルタップ]で開きます。
  2. [1本指の右スワイプ]で「Siriと検索」を選択して、[1本指のダブルタップ]で開きます。
  3. 「[1本指の右スワイプ]をして、「ホームボタンを押してSiriを使用 オフ」を選択して、[1本指のダブルタップ]をします。
    「ホームボタンを押してSiriを使用 オン」になります。
  4. 「Siriを有効にする」とガイドが出ますので、[1本指の右スワイプ]で、「Siriを有効にする」ボタンを選択して、[1本指のダブルタップ]をします。
  5. [1本指の左スワイプ]をして、「Hey Siriを聞き取る オフ」を選択して、[1本指のダブルタップ]をします。
    「Hey Siriを聞き取る オン」になります。
  6. 自分の声を認識するように、トレーニングがあります。
    [1本指の右スワイプ]をして、「続ける」ボタンを選択して、[1本指のダブルタップ]をします。
  7. 「iPhoneに向かって、Hey Siriと言ってください」とガイドが出ます。
    同じことを「Siri」の声で言いますので、その後で、iPhoneに向かって言ってください。
    ステップ2以降も同じです。
    自分の声で、「Hey Siri」と言います。
  8. 続けて「ステップ2として、「iPhoneに向かって、Hey Siri メッセージを送信」と言います。
  9. ステップ3として、「iPhoneに向かって、Hey Siri 今日の天気は」と言ってください。
  10. ステップ4として、「iPhoneに向かって、タイマーを3分に設定してください」と言ってください。
  11. ステップ5として「iPhoneに向かって Hey Siri 音楽をかけて」と言ってください。
  12. 「Hey Siriの準備が出来ました」とガイドがあります。
    [1本指の右スワイプ]で「完了」ボタンを選択して、[1本指のダブルタップ]をしてください。
  13. 前の画面に戻りますので、次の項目を「オン」にします。
  14. 「ロック中にSiriを許可 オン」。
  15. [1本指の右スワイプ]で「Siriの声 女性」ボタンを選択して[1本指のダブルタップ]をします。
    男性の声と女性の声が選択出来ます。
    あと、いろいろと設定がありますが使用している間で必要と思った設定はしてください。

「Siri」を起動する。

  1. 「ホーム」ボタンを、長押ししますと、「ピピン」と少し大きな音がして、「Siri」が起動します。
    指を離して、「Siri」に話かけますと、「Siri」が応答してくれます。
  2. 手が離せない時や、料理中などで「ホーム」ボタンが押せない場合は、「Hey Siri」を使います。
    iPhoneに向かって、「Hey Siri」と言いますと、「ピピン」と音がして「Siri」が起動します。
    すぐに、何か問いかけてください。

「Siri」で通常答えが返ってくる問いかけを列挙して置きます。

    • ○○さんに電話をかける。
      Siriで電話をかける相手は「連絡先」に登録してある方です。
    • ○○さんにメッセージを送る。
    • 最新のメッセージを読んで。
    • ここは何処ですか。
      住所を教えてくれます。
    • 近くの喫茶店を教えてください。
    • お腹がすいた。
      近くのレストランを教えてくれます。
    • 今日は何日ですか。
    • 今何時ですか。
    • タイマーを○○に設定してください。
    • ○○分後にタイマーを鳴らしてください。
    • カレンダーに予定を登録する。
    • 今日の予定は。
    • 今月の予定は。
    • 割り勘の計算。
    • 消費税の計算。
      1980円かける1.1%はいくらですか。
    • 音楽をかけて。
    • この曲の名前を教えて。
    • 「駅は何処ですか は英語でどう言うの」
      翻訳言語は現在、英語と中国語だけです。

「Siriショートカット」も便利です。
対応する家電機器があれば、「Siri」で操作が出来ます。

まだまだ、いろいろと出来ることはありますし、使い込む度にどんどんと賢くなります。
思い付いたことを聞いてみてください。
分からない時は、「Siri」が「分かりません」と言います。

kawazu/edited by tkoj

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