NVDAレポート 01 初めに

最近では、弱視の方が、パソコンをスクリーンリーダーの音声を使って操作したいと言う希望を良く聞きます。
ですが、スクリーンリーダーの定番である、高知システムのPC-Talker10は、障害者手帳の等級が、1級か2級でないと、福祉からの助成が出ません。
自費で購入しようとすると価格が4万円と高価なので、購入を迷っている方が多く居られます。
そこで、今回無料で使えるスクリーンリーダーの「NVDA」を使って、Windows10での使い方を検証してみたいと思っています。
「NVDA」の詳しい情報は以下のURLをご覧ください。

NVDA 日本語版ガイドブック nvdajp-book
http://nishimotz.github.io/nvdajp-book/

今回は新しい「Windows10タブレット」に、最初から「NVDA」だけをインストールして検証をします。
新しく購入したWindows10タブレットは、次の物です。
「マイクロソフト Surface Go (128GB/8GB) MCZ-00014」

主な仕様を書いておきます。
OS種類 Windows 10 Home (Sモード) ネットワーク接続タイプ:Wi-Fiモデル
記憶容量 128GB メモリ 8GB
CPU:Pentium Gold 4415Y1.6GHz
コア数:デュアルコア
マイク ○
その他機能
画面性能:画面サイズ 10 インチ パネル種類:画面解像度 1800×1200
ネットワーク:
Wi-Fi(無線LAN) IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth:Bluetooth4.1
オートフォーカス付きリア カメラ 背面カメラ: 画素数 800 万画素
フルHD動画撮影 ○
サイズ・重量:522g 幅245mmx高さ8.3mmx奥行175mm
カラー:シルバー
Office2016が付属しています。
実質の販売価格は、7万円前後です。
キーボードカバーは別売です。

このタブレットは、OSがWindows10のSモードです。
このSモードではスクリーンリーダーなど、今までのデスクトップアプリケーションは、インストール出来ません。
そこで、セットアップ後に、通常版に変更します。
変更方法は割と簡単なようです。
でも、スクリーンリーダーをインストールする前に、行なわなければなりませんので、Windows10の標準スクリーンリーダーのNarratorでうまく出来るかどうかも、テストしなければなりません。

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