iPhone SE2を格安SIMで使う08 Voice Overの基本

「iPhone SE2 W」での「Voice Over」の基本中の基本の操作を書いておきます。

今まで、[1本指の左右フリック]とか[1本指のダブルタップ]などを平気で沢山書いて来ました。
初心者には、大変だったと思います。
そこで、iPhoneでの、「Voice Over」の操作の基本の基本を書いておきます。

まずは、視覚障害者は、iPhoneのタッチパネルの位置が確認しづらいために、タッチする指との距離感がつかめないのが、うまくジェスチャーが操作出来ない、大きな壁になっています。

  1. iPhoneは机の上に置いて操作しては駄目です。
  2. 必ず左手で持って操作します。
    私は左利きです…、と言う方は右手で持ってください。
  3. iPhoneを左の手のひらに載せるように持ちます
    そうすると、左手の、人差し指、中指、薬指、小指の4本の指の先が、iPhoneの右側面の所に出てきます。
    左手の親指は、iPhoneの左端に、残っています。
    この持ち方が、私の経験で最も良いと思います。
  4. さて、実際のフリックやタップをするのは、右手の人差し指でする方が多いと思います。
    タップする指は、お好みでかまいません。
  5. 右手の、薬指か小指を、iPhoneの右側面に出ている、左手の指に触れておきます。
  6. そうしますと、フリックやタップをする、右手の人差し指と、タッチパネルの距離感が容易につかめます。
  7. さて、[1本指の左右フリック]ですが、操作する指の位置は、一カ所で良いのです。
    一度[1本指の右フリック]をする度に、画面の項目は下に下がって行きますが、指はこれを追いかける必要はありません。
    固定した右手の人差し指で、一カ所で次々にフリックを行なえば良いのです。
    少し、眼の見える方や、晴眼者のサポーターは、画面に書いてある文字を追いかけてしまいます。
    そこで人差し指の位置を変えてしまうと、せっかく、正常にタッチパネルとの距離感が取れていたのが、また、バラバラになってしまいます。
    これが「難しいですね」と言う事になります。
  8. [1本指の右フリック]をして行き、目的の項目の「ボタン」が見つかったら(読み上げたら)、[1本指の右フリック]をしていた場所で、[1本指のダブルタップ]をすれば良いのです。
    そうすれば、タップの時もタッチパネルとの距離感が分かっていますので、[1本指のダブルタップ]が正常に出来ます。
    「ボタン」の位置を追いかける必要はありません。
    [1本指のダブルタップ]は、前から言っていますように、2回目のタップは、タッチパネルから、3mmぐらい指を上げただけで、2回目をタップすれば、うまく出来ます。
    もう、先ほどから、右手の人差し指は、タッチパネルとの距離感が取れていますので、失敗することはありません。
    私の言う、「トト」が、すぐに出来ます。

つまり、[1本指の左右フリック]も[1本指のダブルタップ]も全く同じところで行なえば良いのです。
これは、iPhoneのタッチパネルの中央と言うことになりますね。

しかし、Voice Overのジェスチャーには、もっと沢山の操作方法があります。
上に書いた操作は一番よく使う、Voice Overのジェスチャーのほんの一部でしかありません。

少ししたら、最新のVoice Overのジェスチャーの一覧を纏めておきます。

とりあえず、上に書いた、[1本指の左右フリック]」と[1本指のダブルタップ]をマスターしてください。

kawazu/edited by tkoj

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